8月に入りました!
今週の5日、6日は鈴フェスですね( ゚∀゚ )
今年もこの時期がやってきましたね!
(1年経つの早いなー)
グランデ接骨院にもダンスのレッスン中に痛めて治療に来られる学生さんも
多いです。(やっぱり、万全の状態で本番を迎えたいですもんね)
参加される方々は体調に十分注意して日頃の成果を発揮してください( ̄▽+ ̄)
今回は前回に続き「汗」についてのパート2です。
パート1では基本的なメカニズムについて学びましたね。
そう、汗は体温調整をする大切な機能でした。
では、汗をかかないとどうなるのか?
パート1でも述べた通り男性の方が女性よりも多く汗をかく傾向にあります。
しかしながら近年、汗をかけない疾患が増えているのをご存知でしょうか?
「多汗症」という言葉を聞いたことはありますか?
これは汗を多くかくことですがこれとは逆の「無汗症」もあるのです。
これは汗をかかない、かく量が減少した状態を言います。
運動・高温などにも関わらず発汗がみられない疾患です。
20~30代の男性におおく、男女比は約9:1です。
無汗症には生まれつき汗腺が少ない先天性のものと、突然かかなくなる
後天性のものがあります。
後天性のものでは内分泌系や神経系、薬物が考えられますが中には原因不明のものもあります。
重症度も様々で、季節によっても変動があります。
無汗症になると体温調節が上手くいきませんので、高温になる夏場では
熱中症になる恐れが高くなります。
運動を控えるようになってしまうので、生活の質が低下してしまいます。
無汗が全身に及ぶ突発性後天性全身性無汗症は難病指定になっています。
普段、何気なくかいている汗なのでなかなか気づきにくい方が多い症状です。
まだまだ解明されていない部分も多いですがステロイド治療によって
改善がみられるといったデータも出ておりますので、何かいつもと
様子がおかしいと感じたら専門医への受診をおすすめします。
いかがだったでしょうか。
前回に引き続き「汗」について解説してきました。
日頃運動をあまりしていない方、たまには思いっきり身体を
動かして気持ちのいい汗をかいてみては?
以上、グランデ接骨院スタッフの出口でした(。・ω・。)ノ