今日から気温がグッと低くなるという天気予報でしたね。
もうすぐ9月が終わり10月になりますが、僕個人的には一番好きな季節です。
暑がりの僕には、ちょっと肌寒いぐらいがちょうどいい訳であります。
スポーツの秋、食欲の秋ですからね(笑)
楽しみが増える時期でもありますね!
さて今回は「腰椎すべり症」についてお話していきます。
1度は耳にしたことあるんじゃないでしょうか?
すべり症には大きく
「分離すべり症」と「変性すべり症」に分けられます。
発生する原因は違いますが、症状としてはそれほど差はありません。
「分離すべり症」とはその名の通り「分離症」に続発して起きる症状です。
分離症自体は学生でスポーツをしている子供にも起きる可能性があります。
痛みをこらえながらスポーツを続けてしまうとすべり症に移行してしまうリスクが高まります。
割合としては約10%~20%と言われています。
成長期の腰の痛みは要注意です。異変を感じたらすぐに医療機関へかかりましょう。
「変性すべり症」は高齢者に多くみられます。はっきりとした原因は不明ですが加齢によって靭帯や関節、椎間板と呼ばれる
腰を安定させるための機能が失われて起きるタイプです。骨に変性が起きやすいので男性よりも女性に多い傾向にあります。
主な症状としては腰の痛みと下肢の痺れです。
しかし、すべり症の度合いにもよりますのですべての患者さんに出る訳ではありません。
また、長時間歩くと痺れがひどくなり休憩すると楽になるといった間欠性破行も特徴的な症状の1つです。
治療としてはまず保存療法が選択されます。
コルセットでの安静、消炎鎮痛剤や注射などで痛みの軽減を図ります。
しかし、痛みや痺れがひどい場合、保存療法で改善がみられない場合は
観血療法(手術)が適応となります。
どうでしたでしょうか?
たかが腰痛でも決して侮ってはいけません!
場合によっては手術に至るケースもあるということです。
自分で解決せず少しでもおかしいと思ったらすぐに受診しましょう!
それが早期発見、早期治療につながります。
グランデ接骨院 出口