皆さん、こんにちは、こんばんは。
グランデ接骨院の出口です。
今日はあいにくの雨模様ですねー
ただ、最近は暑い日が続いていたのでこんな日は気温が下がってくれるので
有難いです
先週は京都にパデルをやりに行きました。
気温30度を超えるなか、力の限り動いて来ました!
ただ、途中で足がつりましたが・・・(笑)
そして、お昼はBBQをして美味しいお肉を頂きました
でも、やっぱり食べ過ぎちゃいますよね・・・
午後から動けませんでした 泣
たくさんの上手な方たちとプレーできていい経験になりました!
これでまた自分のモチベーションもUPです!
さて、今回は高齢者に多い骨折についてです。
いくつかあるのですがその中の圧迫骨折についてです。
圧迫骨折とは加齢により骨密度が減少し脊椎の椎体がつぶれてしまう事です。
成人のかたは聞きなれない言葉かもしれませんが、70歳を超えた女性では
3人に1人の割合で危険が指摘されています。実際、男性よりも女性に多く発生します。
主な原因となるのは骨粗鬆症です。
本来、骨は簡単に折れるものではありませんが高齢で骨がスカスカな状態であれば
尻もちやくしゃみなどで骨折することもあります。
圧迫骨折は横になって安静にしていれば痛みはそれほど感じませんが、身動き1つで
激痛が走るのも特徴の1つです。
しかし、全ての圧迫骨折で痛みを感じる訳ではないのです。
そのような場合、レントゲンでは見つからないこともあるのでMRI を撮ります。
すると画像上でつぶれているのがわかります。
注意点は骨折していても内出血を起こすことがありません。
外見の変化もありませんので、ぎっくり腰と間違われることもあるみたいです。
しかし、痛みの引き方が異なってきます。
ぎっくり腰の場合は1週間もあれば劇的な痛みは取れることがほとんどですが、
圧迫骨折では3~4週の安静で痛みが軽減してきます。
基本的に安静が圧迫骨折の処置になります。
病院を受診するとコルセットの着用を医師から言われますので、
その指示に従うことになります。
圧迫骨折は必ず完治します。
高齢者の場合、長期の安静は筋力低下や認知症を招くので
それを心配される方が多いですが、自宅であれば自分でトイレに行ったり
1人暮らしなら料理や洗濯もしないといけませんので完全に寝たきり状態にはなりにくいと思います。
逆に入院という選択をした場合、身の回りのことは全部やってくれます。
つまり、絶対的に安静にして過ごすことができます。
しかし認知症のリスクも高まりますし、筋力もすぐに落ちてしまいます。
どっちの選択をするかはしっかりと相談して決めたほうがいいですね。
簡単にではありますが、少しはわかって頂けたでしょうか?
少しでも参考になれば幸いです。
ではまた来週お会いしましょう!