皆さん、こんにちは。こんばんは。
グランデ接骨院の出口です。
7月もだんだんと終わりに近づき、学生さんは夏休みに突入しましたね!
宿題は大変かと思いますが、計画的に出来る限り早めに終わらせたいですねo(^▽^)o
僕は毎年、この時期は高校野球が楽しみで仕方ありません (笑)
各地で熱戦が続いておりますが、選手のみんなさんは悔いのないように全力プレーで
頑張ってください!
今年は春に甲子園へ現地観戦しましたが、夏も行って来たいと思います。
観てるだけでも焼けるような暑さですけどね~(T△T)
今年の夏も猛暑が続いていますが、なぜ汗をかくかご存知ですか?
今日は汗の仕組みについて書いていこうと思います。
生き物で汗を大量にかくのは、人と馬ぐらいです。
人が汗をかく機能を身に付けたのはサルからの進化の過程と言われています。
人は昔、食べ物を探すために森や草原をかけ巡りました。
その際、体温がグッと上がります。あまりに熱くなると脳をはじめとした
身体の機能が正常に働かなくなるため、熱を下げる仕組みが必要になったわけです。
動物には毛がありますが、人はサルの時代と比較すると退化したと言えます。
これが熱を逃がすための仕組み。つまり発汗です。
マラソンなど、長時間の運動が出来るのも体温調節が出来るからなのです。
実際のメカニズムとしては、気温の上昇や運動によって体温が上がると
脳の視床下部(ししょうかぶ)という部分が、「汗をだして」と命令します。
運動をしなくても極度の緊張や興奮状態になるなど精神的要素が関係して出る
場合もあります。
つまり自分の意志で汗を出すことは出来ない訳です。
次に種類です。
汗には2つあります。
1つはエクリン腺。これは身体の全身にあり主な役割は体温調節になります。
汗は無味無臭です。
もう一つはアポクリン腺です。これは限られた場所に存在しており
脇に多いです。つまり毛根に開口部があり、汗自体はほぼ無臭ですが
脂質やたんぱく質などの匂いの素となる成分が一緒に出る訳です。
それが皮膚(表皮)の雑菌と混じり匂いを発生させているのです。
汗をかきやすい部位は?
汗は性別や年齢によってもかきかたが違ってきます。
基本的には腕などよりも、お腹や背中といった体幹部分のほうが多く汗をかきます。
身体の中で一番多く汗をかくのは額です。これは熱に弱い脳を守るためです。
性別でみると女性よりも男性の方が多くかき、年齢を重ねる毎に減少していきます。
どうでしたか?
普段何気なくかいている汗もしっかりとした役割があり
理にかなった仕組みになっていることが、少しはお分かりいただけたと思います。
次回はパート2を書いていこうと思いますので、お楽しみに!
では、またお会いしましょう(○゚ε゚○)