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2017.11.13更新

こんばんわ。 最近めっぽう寒くなりましたね。人肌が恋しくなりました。

皆様も身体を冷やさないようにしてくださいね。

 

そして最近グランデ接骨院では、足関節の捻挫の方が多く来院されます。スポーツをしていて多く診られのが足関節の捻挫です。

頻度はとても多いです。私も右足は何回も捻挫しました。(バスケットボールをしていたので)

数回は泣くくらいの痛みでした。ってゆーか泣いてました!!(笑)

 

本日は少し足関節の捻挫について簡単ではありますが書きたいと思います。

足

これは、右足を外側から見た図になります。そして・・・・・・・・

捻る

このように捻ってしまい、足を痛めてしまします。このようになるのは理由があります。

①外側のくるぶしの方が内側のくるぶしより位置が低い→このため足は上の図のように捻りやすい。

②外側の靭帯の方が内側の靭帯より脆弱である→その為外側の靭帯を痛めやすい

他にもありますが、わかりやすく言うとこのような理由になります。

 

足を捻挫すると、一番上の図に書いてある靭帯が主に損傷してしまいます。特に一番ダメージを受けやすいのが『前距腓靭帯』という靭帯です。

(私は柔整師なので確定診断は言えませんが)

ダメージの度合いによりますが、捻挫した瞬間から歩けないとか足を着くと痛い!!という人もいれば、捻挫したけど我慢してスポーツをしていた!

という人もいます。

 

そして次の日に、こんな感じになります。

足

捻挫した翌日に来院。腫れているのかは左右差を比べますが、見るからに内出血が確認できます。内出血が出ている時点である程度靭帯が損傷していると

考えられます。(内出血していなくても損傷は考えられます)

ここまでくると痛さで普通に歩くことが難しく足を引きずるように歩いてしまいます。

 

捻挫をすると靭帯だけの損傷に思われがちですが、足関節の周囲の筋肉や関節を覆っている袋(関節包)なども損傷してしまいます。

上記に書いた一番損傷し易い靭帯(前拒否靭帯)は、つま先を下にすれば伸びてつま先を上にすれば緩みます。

なので、受傷直後に・・・

足

このようにつま先を下にすると、損傷した靭帯が伸ばされて爆発的な痛みがきます。

なるべくつま先は上気味にしておいてくださいね。

 

もし足関節を捻挫してしまったら、まずは無理をしないことです。無理に動いたり足関節を動かしたりすると痛みが増大し損傷個所が

増える可能性があります。その場でできることといえばアイシングです。安静とアイシンングをお願い致します。

次に当院へお越しください!!

損傷の程度ではテーピングやサポーターを施します。(アイシングや特殊な電気も当てていきます)

しかし、固定が必要だと判断した場合はギプス固定を行います。

ギプス

このように当院でもギプスを巻くことが可能です。少し見にくいかもしれませんが足裏部分に踵の代用となるものが取り付けてあります。

なのでこのギプスを施しても体重をかけて歩くことができます。

 

書くのが遅くなりましたが、足関節の捻挫でかなり重要なのが体重をかける!!ことです。損傷した場所にわざとストレスをかけることにより

早く良くなると言われています。実際足を着けづに浮かせて生活すると筋肉が格段に落ちリハビリに時間がかかってしまいます。

 

・テーピングやサポーターのメリットデメリット・・やはりメリットは完全固定をしないので日常生活は送りやすいです。あとはまき直しや取り外しがしやすいですね。スポーツやお仕事でどうしてもギプスを巻けない方はこちらがいいかと思います。しかしデメリットは、テーピングやサポーターはギプスに比べると固定力に劣り筋肉に負けてしまうためつま先が下向きになり損傷した靭帯が伸びてしまいます。そして治るころには靭帯が緩んで治り足関節が不安定になりやすいです。

 

・ギプス固定のメリットデメリット・・メリットはこちらは完全固定なので足関節が全く動かせません。なのである程度靭帯もそのままを保ち回復していきます。

(靭帯は一度伸ばされると完全に元の状態に戻りません)。しかも当院のギプスは荷重して歩けるのでストレスもかけれます。

デメリットしては、完全にギプスで固定をしますので取り外しができません。なのでお風呂や移動時には少し不便です。少し蒸れるので痒くもなります。

 

双方にメリットデメリットがあると思いますが、損傷が大きければ大きいほどギプス固定を勧めます。やはり動かさずにいる方が良いし荷重もできますので

筋力低下が少ないです。なので早期に回復し、早期に現場やスポーツに復帰することが出来ます。(リハビリは必要ですが)

 

しかし、この捻挫でも一発アウトなのも多々あります。多いのがここの骨折です。

足

ここのZone Ⅰの部分は筋肉が付着しています。捻挫の衝撃で筋肉が思いっきり引っ張られ骨が剝れてしまいます。

こうなれば捻挫では済まされません。骨まで行くとめっちゃ痛いです。

意外に捻挫はみんなが放置しがちですが、危ない時もあるということです。なのでいつもの捻挫だろうと思わずにできるだけ早めに当院へお越しください。

しっかり鑑別させていただきしっかりした処置を致します。まだ捻挫でも損傷するところはありますが、今回は一番損傷しやすい靭帯について書かせていただきました。

 

まとめ・・・捻挫は放置しない!! 受傷直後はなるべく安静・アイシング!! ダッシュで当院へ!!

 

以上になります!! 最後までありがとうございました。

グランデ接骨院 院長 岡本健太

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者: グランデ接骨院

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